メジャーリーグのシーズンの仕組み

日本に日本野球機構(略称:NPB)が統括するプロ野球というリーグがあるように、野球の本場であるベースボール大国アメリカにもプロリーグが存在しています。それが、世界レベルの戦いが繰り広げられるメジャーリーグです。日本人プロ選手の野球のレベルが向上しているといっていい現在、多くのスター選手が活躍の場をメジャーに移しています。

このメジャーリーグですが、日本ではセントラルリーグ(セリーグ)とパシフィックリーグ(パリーグ)に分かれるように、ナショナルリーグ(ナリーグ)とアメリカンリーグ(アリーグ)の2つに分けられています。しかし、全チーム合わせて実に30球団ものチームが参加するメジャーリーグですから、そのリーグの中で、更にそこから東地区、中地区、西地区に区別されます。そして各地で熱戦、死闘が演じられるわけですが、どんな強いチームであってもこのメジャーで勝つことは容易ではありません。

メジャーリーグはまずレギュラーシーズンとして、各チームが決められた試合数を行い、その戦績上位のチームがポストシーズンへと駒を進めます。形式としてはトーナメント戦であり、レギュラーシーズンを勝ち抜き、更にポストシーズンを制覇した2チームのみが最終決戦へ挑みます。それが世界最高峰の戦いであり、最大の注目を集めるワールドシリーズであり、これを勝って、ついにワールドチャンピオンになれるのです。

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